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HPゆみこ日記

Yumiko’s Daiary

更新は楽しい。世間は狭い

見老津から遥か離れた大阪で10月から会社員をしている。
(最新の釣果の更新が以前より遅くなったのはこのためです)

HPの更新はどこからでもできるので、今はここ大阪から更新している。

帰宅したらすぐパソコンの電源を入れ、メールをチェック。
毎日、母(おかみ)から写真を添付した釣果のメールが送られてくる。
大阪へ来る前に即席で教えた電子メール。
キーボードなど触ったこともなかった母(67才)だが、あっという間に上達し、
毎日チョチョイのチョイで送ってくる。
それを大阪のYが「最新の釣果」としてアップロード(公開)する。
どんなに疲れて帰ってきても、更新は楽しい。

無事アップロードできていることを確認し、オッケーと一息つく。
遅くとも毎日夜9時までに更新するのが自分に課した目標。
帰宅が遅くなったときは焦る。
遅なった~!と大急ぎで更新していると、だんだん指が動かなくなってくる。
さ、寒い・・・・
暖房をつけるのを忘れていた。・・・なんてこともしょっちゅうだ。

おかみからのメールに書き漏れがあるときは早い時間ならば電話をする。
「あ、おとーさん?今日の○○さんの上がった島やねんけど教えてくれる?」
「おお・・・・・。え?なんて?」
「今日の○○さんの・・・」
「おお・・・・。なんて?」
上の空である。
「いまボクシングな、亀田のな、・・・・いけいけ!やったれ!・・・もう切るで」
ガチャン。プープープー・・・・

と、こんな日もある。

自分が作ったHPはかわいい。更新も楽しい。
満員電車に揺られながら、「次はどんなことを掲載しようかな」
「この車両の中にも釣り好きさんはいるんだろうな」
そんなことをついつい考えてしまう。
「この電車の中にも、見老津に釣りに来たことがある人がいるかも」

世間は狭いのだ。

Yが昔、大阪南森町で会社員をしていたときだ。
経理の井田さんが話しかけてきた。
「Yさんって、和歌山の人?和歌山のどこ?」
「白浜と串本の間です。たぶん聞いても知らないと思いますけど・・・」
「すさみ?」
「お、知ってますか」
「ぼく、すさみに釣りに行くから」
そういえば、かばんを持たず、ポケットに定期を入れ『釣りサンデー』だけをかかえて 出勤する井田さん。
「ええ?!船釣りですか」
「磯」
「ええっ?うち、渡船屋なんですよ、見老津の」
「えええ?!どこ?」
「弁天丸」
「弁天丸?!知ってる知ってる。乗ったことないけど。あの怖そうな船頭さんとこやろ?!」

世間はほんとに狭いのだ。

Y

魚を掲げる井田氏

「釣りサンデー」だけを抱えて出勤する井田さん